日経平均株価、テクニカル考察
日経平均株価は、このブログ、私のメルマガで
指摘したように、利食い売りから
スピード調整の様相を強めてきました。
18日のブログ、メルマガで、
「買いから入るのであれば、目先のスピード調整を
待ってからポジションを持つべきでしょう。」
と述べましたが、結果的には正しかったと言えそうです。
今日は、なぜ、そのような判断をしたかを
日経平均株価のチャートを使って
お話していきたいと思います。
以下、日経平均株価の日足チャートです。
このチャートの移動平均線ですが、
・黄色=25日移動平均線
・ピンク=75日移動平均線
・オレンジ=200日移動平均線
で構成されています。
非常にオーソドックスなパターンです。
さて、ここで着目したのが、「200日移動平均線の向き」
でした。
相場は「強気一色」のムードでした。
このパターンは、個人が嵌りやすいパターンですね・・・。
しかし、私はどちらかといえば、冷ややかに見ていました。
冷ややかに見ていた理由ですが、それは・・・
「200日移動平均線が下向き」の状況が継続していたからです。
だから、それほど上に抜けることはないだろうと考えていました。
今(21日、10:41)では、すでに黄色の25日移動平均線も
割り込んできている状況になっています。
したがって、「スピード調整はある」と踏んでいました。
あとは、信用の評価損益率がピークに来ていたこと。
裁定取引の買い残が伸び悩んでいたこと、
周りが「強気一色」になっていたことが、私の判断材料でした。
全体を見渡すことも、相場を見る上では重要になってきます。
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(2010年12月10日現在 50勝9敗1分)
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