NY株式市場は、12000ドルを割れて終了・・・
週末の東京株式市場は、
下値の固い展開に終始したものの、
昨晩のNY株式市場は、5月中国貿易収支で
輸出の伸びが鈍化しました。
世界的な景気回復鈍化懸念を受け
NY株式市場は大幅下落し、
12000ドルを割り込んで終了しています。
国内では、トヨタが震災の影響で
36%の減益を発表。
また、関西電力は企業、個人に15%の
節電を要請し、電力不足は全国に広がりを
見せています。
世界的な景気回復ペースが落ち込み、
また、国内の電力不足が日本経済に与える
影響が未知数なことから、株式市場でも
買い需要は限定的となりそうです。
そうなれば、需給が壊れる可能性が
高まることから、売り優勢の展開を
考えておくべきでしょう。
CME225先物は、NY時間で
9420円 -80円で終了。
翌週の東京市場は、
売りから始まることになるでしょう。
5月23日に、空売り候補銘柄として、
約55銘柄を発表しましたが、
現時点では、25銘柄が評価益となっています。
週明け以降の展開を見れば
評価益に変わる銘柄数は、
さらに増えることになりそうです。
銘柄の一部を紹介します。(左は、5月23日 PM13:00時点)
・旭ガラス(5201) 958円 ⇒ 週末引け値 913円
・日特建設(1929) 145円 ⇒ 113円
・三井金属(5706) 260円 ⇒ 250円
・ツガミ(6101) 518円 ⇒ 442円
・オークマ(6103) 708円 ⇒ 678円
・コマツ(6301) 2361円 ⇒ 2276円
・エルピーダ(6665) 1074円 ⇒ 1000円 などなど・・・
(2011年5月13日現在 65勝11敗1分)