本日の相場観測
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■ 本日の相場観測
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【海外の市況】
前日日経平均終値：8864.16
ＩＶ：25.31
ＮＹダウ : 11408.66 +7.65
ナスダック：2590.24 -22.59
米１０年債利回り: 1.938 -0.012
ＣＭＥ２２５先物: 8630 -20
ＮＹ金：1806.6 +30.2
ＮＹ原油: 86.89 +1.19
【寄付き前外資系証券１０社経由の注文状況】
売り 1120万株
買い 930万株
差し引き 190万株売り越し
【本日の重要指標】
08：01：ネーションワイド消費者信頼感（豪）
17：30：英中銀議事録（英）
23：00：8月 中古住宅販売件数（米）
27：15：ＦＯＭＣ（米）
【相場観測の材料】
・Ｓ＆Ｐがイタリア国債を格下げ
・アジア通貨急落
・米国、ＦＯＭＣでディーラー筋は動けず
・米国１０年債利回りは依然、2％台割れ
・裁定買い残は、１兆円を割り込む
・信用取引評価損益率の悪化により
買い余力の収縮
・指数は下落トレンド継続
【今日のポイント】
本日の東京市場は狭いレンジでの
揉み合う相場展開になると考えます。
ＮＹ株式市場は、S&Pがイタリア国債を、
Ａ/Ａ－1に格下げを行い、
それを嫌気する動きもあったものの、
ＦＲＢの追加緩和期待から、午前は買い戻されました。
ただ、午後からは上げ幅が縮小し、
結局は、昨日の引け値とほぼ変わらずで引けました。
本日の東京株式市場は、今夜、米ＦＯＭＣを
見極めたいということから、
総体的には積極的な売買は控えられそうです。
物色の範囲は限られ、手がけ難い展開になるでしょう。
よって本日は、様子見に徹します。
外国為替市場では、昨日、ギリシャ政府のスポークスマンが
ユーロ加盟継続の是非を問う、国民投票の開催を
否定したことを受け、ユーロが買い戻される展開になったと
報じられていますが、実際は、単なるショートカバー
だと考えられます。
アジア通貨は前面安の様相で、今後、実体経済への
影響が懸念されます。
外国為替市場でも、米ＦＯＭＣを控えている
ことから、ほとんど動きは期待できないでしょう。
今日は、売買タイミングはつかめないと思うので
マーケットを見る必要はないでしょうね・・
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