相場の先行きを、“3つ”の指標から考察する
欧州金融機関の懸念や、円高、さらに中国経済失速懸念など
世界の株式市場を取り巻く環境は厳しい状態が継続しています。
“第二のリーマン・ショックになる”ということも
言われていますが、経済学者でも、アナリストでも
来週株価が上がるか、下がるかという予測は困難であり、
予測をしたところで、あまり意味はありません。
私たちは、周りの意見に流されるのではなく、
自分自身が確信を持てる考え方を基準にして
今後の相場を考えるべきであると思っています。
今回は、一般投資家でも簡単に予測ができる
手法をお伝えしたいと思います。
使う指標は、以下の3つです。
・騰落レシオ
・信用取引評価損益率
・裁定買い残
これで、株式市場の「天・底」の予測が
ある程度、可能になります。
これは私の25年の相場人生の中で
もっとも信頼できる相場観測法であると
考えています。
ちなみに、この相場観測法のビデオをお作りしており、
誰でも見ることができます。
http://net-trade.jp/kaburich/top/step.html
登録いただいたメールアドレスに
お送りさせていただいています。
では、このロジックを使って、解説していきたいと思います。
≪騰落レシオから見る≫********************************
先ずは、騰落レシオをご覧ください。
↓ ↓
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188
7月後半より、株価が大きく下落する過程の中で
騰落レシオも大きく下落に転じてきました。
ただ、注目すべきは8月22日以降の動きです。
日経平均株価は、下落しているのに、
騰落レシオは、逆に上昇してきています。
これは何を意味するのかといえば、
日経平均採用銘柄以外の大型株、つまり
「内需銘柄」に、資金が向かっていることを意味します。
内需株筆頭の銀行株は、8月22日以降、
大きな下げには至らず、逆に9月末にかけて
戻りを試す動きになっています。
外国為替市場では、対円、対ユーロで上昇が
継続しているため、輸出関連は総じて見送られ、
その資金の一部はこのような内需銘柄にシフト
してきていると考えてよいでしょう。
実際に日経平均株価とTOPIXの株価を見ていると、
TOPIXの方が、下げにくくなっているのが
確認できます。
よって、大手マスメディアで言われているほど、
株式市場はひどい状況ではないということです。
≪信用評価損益率から見る≫********************************
次に、信用評価損益率をご覧ください。
↓ ↓
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0416&asi=2
こちらは当然ながら、株式市場の下落をもろに
影響していることが伺えます。
ただ、それでもマイナス20%まで来ていないのです。
過去の事例から見れば、概ねマイナス20%前後で
相場は一旦、底を付けることがほとんどです。
リーマンショック時では、マイナス36.11%を記録しましたが、
それ以外は、マイナス20%前後で、相場は反転します。
その観点から考えると、そろそろ買いの準備をしておく
時期に入りつつあると言って良いでしょう。
≪裁定買い残から見る≫********************************
次に、裁定買い残をご覧ください。
↓ ↓
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0364&asi=2
株式市場における「裁定取引」とは、
現物市場と先物市場の価格差の歪みを利用して
価格のサヤを利益に変える投資手法です。
つまり“裁定買い”とは、「現物買い、先物売り」という
ポジションになります。
一般的に相場の上昇局面では、現物買いが広がり
下落局面では、現物が売られます。
このグラフから読み散れることは、
現物市場での売りは、終焉に向かいつつあると
言うことです。
一時、裁定買い残は、1兆円を割り込み
9800億円レベルまで落ち込みました。
ただ、その後はすぐに1兆円台を回復させています。
これは「騰落レシオ」のところでもお話ししたように
内需銘柄への現物買いが入ってきているものと
考えられます。
当然、周りの環境によっては、再び1兆円を割り込む
ことも否定はできませんが、すぐに1兆円を回復している
ことは、大きな意味を持つのではないでしょうか。
≪これらを総合的に考えると・・・≫******************
現状、この3つの指標が示すことから総合的に判断すると、
そろそろ「買い場」は近いということです。
もちろんこれは個人的な見解なので、押し付けることは
しませんし、周りの環境次第では変わってくることになります。
ただ時期的にも、日柄的にも、そろそろ準備をしておくべき
タイミングなりつつあるというのが、私の結論です。
このことは、すでに私のメルマガや、ブログで
お伝えしてきている通りです。
あと、同時に見ておきたい指標としては、
・米国10年債利回り
⇒金利が2%台に入ってくれば、要注意です。
・バルチック海運指数
⇒景気の先行指標になります。
・外国人投資家の売買動向
⇒買い越し金額、買い越している日の数
これらの指標も同時に見ておくことで、
予測精度が高まるかと思います。
ただ、あまり多くの指標を見すぎると
何がなんだか分からなくなってしまいます。
また、リアルタイムに日々見るものでもありません。
週1回くらいで十分でしょう。
ぜひ、あなたの目で確認してみてください。
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