イタリア国債の取引の証拠金引き上げで、イタリア国債が急落
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【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】
売り 1860万株
買い 1970万株
差し引き 110万株買い越し
【本日の重要指標】
09:30:10月失業率(豪)
21:00:英中銀政策金利(英)
22:30:新規失業保険申請件数(米)
【相場観測の材料】
・イタリア国債、利回り7.4%へ急上昇
・国債取引の清算機関が証拠金率を引き上げ。
・NY株式市場は、389ドル安の大幅下落。
・イタリア国債急落で欧米の金融株急落。
【今日のポイント】
イタリア国債が危険水域とされる、7.4%まで
急上昇しています。
イタリア国債急落に伴い、国債取引の清算機関が
証拠金率を引き上げたことで、投資家心理が
悪化し、売りを呼ぶ結果となりました。
これを受け外国為替市場では、ユーロが急落、
株式市場でも、EU財政危機の連鎖が広がるとの
思惑からNY株式市場では大幅に下落しました。
特に金融株については、イタリアへのエクスポージャー
があるとの思惑から大幅安となっています。
CME225先物は、8600円で終了している
ことから、本日の東京市場は、寄付きから
売り優勢の展開となるでしょう。
国内では、オリンパスが連日のストップ安と
なるなか、主力銘柄に対しても売りを仕掛ける
動きが見られ、投資家のマインドは“陰の極”と
いう状況にあります。
私は10月25日時点で「買いにシフトする」と
表明しましたが、まだ変更する予定はありません。
主力銘柄は厳しい状況になっていますが、
小型材料株へは、新日本理化(4406)を筆頭に
資金流入が起きています。
したがって、主力銘柄への買い準備を行ないながら
目先としては、小型材料株への売買を積極的に
行ないます。
日経平均株価は、再び、8200-8300円台
に突入する可能性が出てきています。
10月5日の安値である8343円を維持するなら
年初にかけて主力銘柄から戻すことが想定されます。
とにかく、今は焦りは禁物。
状況をよく見極めて行動に移します。