3月25日、警告した相場下落が起きました。次の戦略を述べています。


ph02 東京株式市場は、3月27日に付けた、10,255円15銭を
高値に、明確に調整の動きになりました。
ご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、
このブログで、「下落のメド」を、お伝えしています。

ポイントとなるラインとしては・・・

・38.2%押し:9528.23
・50%押し:9303.69
このあたりが、ひとつのポイントとなるでしょう。
これは、フィボナッチ・リトレースメントで
算出した価格帯です。

http://translate.google.com/translate?hl=ja&langpair=en|ja&u=http://www.swing-trade-stocks.com/fibonacci-retracements.html
4月9日、午前11時現在での平均株価は、9570円前後で
推移していますので、38.2%押しの9528.23円を
ほぼ、達成したことになります。
おそらく、目先の底値に到達した可能性があります。
前回、お送りした「低位株銘柄研究通信 第48号」
を思い出してみてください。
ここの考え方は毎年、繰り返されていることなので
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極めて重要です。
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3月25日付けに、株リッチ・プロジェクトの
会員様向けに配信した、低位株銘柄研究通信
の一部を抜粋します。
↓ ↓
私は、高値警戒感がある中で、
上値買う資金が乏しくなってきている以上、
次のチャンスが訪れるまで待つというスタンスを
選択すべきであると考えます。
そうです。
次のチャンスが来るまで、ひたすら待つのです。
一般の個人投資家は、この「待つ」ということが
とても苦手のようです。
毎日、儲けないと気がすまないということですね。
しかし、普通の個人投資家が、
そんなことはできるはずがありません。
相場は、メリハリが重要です。
こられのことをしっかり把握しないで、
短期売買、デイトレードを行っても
良い結果には、繋がらないでしょう。
特に・・・
テクニカル分析だけで、短期売買を繰り返す
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個人投資家は、全体的な相場環境を考えないため、
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不用意にポジションを取り、損切りを繰り返す
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ことになりやすいのです。
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そうすると、どんどん焦る気持ちが強くなり、
“冷静さ”を失うことになります。
“冷静さ”を失って取るポジションが、
上手くいく可能性は、極端に低くなります。
これまで、しっかりルールを守ってきた
売買が、ルールを無視してしまいます。
そして、損失額が今まで以上に膨らんでくるのです。
デイトレードでも、短期でも、長期でも
儲けやすい環境と、そうでない環境が存在します。
今は、休むべきタイミングであるということを
相場が教えてくれているのです。
それに逆らっても、
上手くいくことは難しいでしょう。
プロは、必ず相場の環境をしっかり把握して、
力を入れるのか、あるいは休むのか、
しっかりメリハリをつけています。
そのことを判断するため、
いろんなデータを見て判断を下すのです。
プロが、何を考え、どう行動するのかを
知ることで、リスクは極めて低く抑えられるのです。
では、最後にまとめてみましょう。
・相場は循環していることを認識する。
・その循環で、現在の環境を理解する。
・騰落レシオ、信用取引評価損益率、裁定買い残の
3つの指標をチェックしておく。
・値上がり率ランキングの上昇幅をチェックしておく。
・自分の感情が冷静なのか、それとも苛立っているか。
上記をしっかり把握して、投資行動を考えていくのです。
今、市場参加者は、買い方も、売り方も
みんな、怯えています。
含み益になっている投資家は、
含み益が縮小することに怯え、
空売りを仕掛けている投資家は、
まだ上昇するのではないかと怯え、
ポジションを持っていない投資家は、
「持たざるリスク」に怯えているのです。
このような環境を読むこと自体が不可能であり、
市場参加者のマインドが、収斂することを
待たなくてはなりません。
ただ、それにはたいして時間はかからないでしょう。
もうすぐですよ・・・。
↑ ↑
そして、この“調整”が現実となりました。
このような局面で、一般投資家は、
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含み損を抱えることになります。
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投資家心理は改善していましたから、
そうなる可能性は、一気に高まりますね。
個人投資家の方から、よく相談をいただきますが、
必ず、このような局面で“塩漬け”が始まるのです。
その背景には、「焦り」があるのです。
上がりっぱなしの相場は存在しません。
必ず、調整局面が来るのです。
今回のパターンは、毎年繰り返されています。
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ですので、このパターンを、しっかり記憶しておいてください。
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もし、相場に乗り遅れてしまったと感じた場合、
むやみにポジションを持つのではなく、
“必ず、待つ”ことが、重要なのです。
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