大飯原発３、４号機の再稼働・・・
関西電力管内の、大飯原発３、４号機の再稼働を
来週中に正式決定する方向となったようです。
関西広域連合は、政府に判断を事実上委ねる
方針を決め、福井県の西川一誠知事も再稼働を
了承する意向を固めたとの報道がありました。
原発再稼動には、いろいろ議論の余地は
あるでしょうが、私は、単に「原発は絶対に反対」という
短絡的な考えは持ち合わせておりません。
将来的に、原発は無くすべきであると思いますが、
経済という側面から考えると、やはり電力の安定供給は
国民生活を考えるなら、踏み切るべきという考えです。
ただ、電力会社の独占状態と、電気料金の総括原価方式
には、本当に憤慨しています。
原発を再稼動するのであれば、政府は即刻、
電気料金について、総括原価方式を改め、
国民が納得する電気料金算出の議論を行うべきです。
今回の原発事故がきっかけに、明るみになりましたが、
そもそも、何で電力会社の社員の福利厚生や、
電気料金に関係の無い費用まで、
我々ユーザーが負担しなくてはならないのでしょうか？
これは、明らかに国民を欺く行為といって
過言ではありません。
普通の会社では、有り得ない話です。
これまで国民は電気料金がどういう構成で
成り立っているのか知らなかったはずですし、
説明も当然、ありません。
説明なんかしようとすれば、
誰も納得のいく話ではないからです。
しかし、彼らは、ライフラインを握っているため、
誰も逆らえないと分かっていたから、
総括原価方式という、彼らや当時の政権党に
都合のよい制度を確立したのだと思います。
このような状況であるにも関わらず、
さらに電気料金の値上げに踏み切るという
暴挙を行おうとしています。
はっきり言って、何も分かっていない
“大バカ野郎”なのか、頭の中が腐っているのか、
面の皮が、角質で覆われ、何も感じていないのか・・・？？
電力会社に勤務する役職員は、
「本当にこのままでいいのか？？」という
ことを、自問自答すべきでしょう。
あー、来月の電気料金の請求が怖い・・・