日経平均株価の考察・・・


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【海外の株式・商品市況】
前日日経平均終値:10401.90
IV:16.03
NYダウ :11985.44 +8.25
ナスダック:2739.5 +20.25
米10年債利回り:3.411 +0.082
CME225先物:10440 +20
NY金:1333.0 +0.7
NY原油:87.33 +1.14
【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】
売り 2060万株
買い 1580万株
差し引き 480万株の売り越し
【本日の重要指標】
18:30:英中銀議事録(英)
24:00:12月新築住宅販売件数(米)
28:15:FOMC(米)
【本日のポイント】
相場はいよいよ転換点に入ってきたようです。
まずはテクニカル面から考えてみましょう。
以下、日経平均株価の日足です。
初心者が1年で100万円を300万円にする株式投資ノウハウ
昨日の動きは、完全に「値幅収縮」の動きと
なっており、本日、上下のどちらかに流れが
決まるでしょう。
依然、200日移動平均線は下落が継続しており、
25日線を下回る動きとなれば、下押し圧力が
かかってくるでしょう。
前回にブログで発表したように、
私は新規の買いポジションは、すべて利益確定し、
現在は、ほぼフルキャッシュの状態です。
しばらく、新規の買いポジションは行ないません。
では次に、ファンダメンタルズ面から
考えてみましょう。
中国を中心とする東アジアの新興国では、
インフレ懸念から、利上げへのバイアスが
かかっています。
先日、インドでは政策金利を+0.25の利上げを
行い、年6.5%に引き上げ、即日、実施しました。
中国でも利上げ観測が台頭しており、
今度の利上げについては、マーケットも
ネガティブに反応するのではないでしょうか。
また、昨夜米国では、FOMCが実施されました。
注目されていた、バーナンキFRB議長の声明文では、
特に目新しいものはありませんでしたが、
引き続き、金融緩和路線は継続された格好です。
今回、FOMCメンバーが入れ替わり、
4人の“タカ派”(インフレ警戒派)の判断が注目
されましたが、国債の買い入れプログラムは
正当化される結論となりました。
米大統領による一般教書演説、12月新築住宅販売件数の
強い結果を好感し、NYダウは、2年7ヶ月ぶりに
12000ドルを捉えましたが、引けは、割り込んで
終了しています。
決算発表後、利益確定の売りが優勢となっている
国内市場では、しばらく様子を見ることが望ましいでしょう。