リビア情勢は、最終局面に・・・


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【海外の株式・商品市況】
前日日経平均終値:10526.76
IV:18.59
NYダウ : 12130.45 +61.95
ナスダック:781.05 +43.15
米10年債利回り: 3.414 -0.033
CME225先物:10550 +40
NY金:1408.7 -6.5
NY原油:97.88 +0.60
【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】
売り 1340万株
買い 1900万株
差し引き 560万株の買い越し
【本日の重要指標】
8:50:1月鉱工業生産(日)
14:00:1月住宅着工件数(日)
19:00:1月消費者物価指数(ユーロ)
23:45:2月シカゴ購買部協会景気指数(米)
24:00:1月中古住宅販売成約(米)
【相場観測の材料】
・リビア情勢最終局面か
・国連安保理が、カダフィ政権への制裁決議採択
・為替市場は円高継続
・原油価格上昇継続
・国内鉱工業生産は、事前予想を下回る
・クレディ・スイス、先物へ大口買い越し
・みずほグループ再編
・騰落レシオは下落継続
・信用取引評価損益率は、高止まり
・裁定買い残は増加継続
【今日のポイント】
リビア情勢は最終局面に差し掛かっています。
リビアの反政府勢力は、首都トリポリに近い
ザウィヤを制圧したと報道され、首都トリポリの
カダフィ政権陣営を包囲したようです。
また、国連安全保障理事会は、カダフィ政権に
対する制裁決議案を全会一致で採択し、
近々に、リビア全域を反政府勢力が制圧する
ことになるでしょう。
カダフィ大佐の亡命ともなれば、空売り筋の
買戻しが入ることになるでしょう。
それを見越して、クレディ・スイスは、
先物を買い越しているのではないでしょうか。
本日の市場の注目点は、「みずほグループ再編」です。
みずほFG、みずほ証券など、買い気配で始まっています。
今回の、みずほグループの再編は、前回の新日鉄、住金の
合併から続いており、これが他の業種、企業の再編期待を
持たせることとなり、相場の下支えになってくると
考えています。
目先、市場全体のエネルギーは低下しているものの、
「押し目買い」スタンスは継続させるつもりです。
国際的地政学的リスクがどのように波及するかを
見ながら、ポジションを考えます。

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