日本の単独介入は効果は薄い・・・


20130522_tokyo_stock_exchange_1208_w800【本日の重要指標】
12:30:豪準備銀政策金利(豪)
18:30:3Q GDP(英)
23:00:10月ISM製造業景況指数(米)
【相場観測の材料】
・日本、単独為替介入
・欧州、NY株式市場、大幅下落
・米大手金融、MFグローバルが連邦破産法11条適用申請
・10月シカゴ購買部協会指数が予想を下回る
・米10年債利回りは、2%台前半で維持
【今日のポイント】
昨日、政府日銀は、円売り介入を実施。
ドル円レートは75円代後半から約4円ほど
円安に向かいました。
ただ、市場参加者の間では、日本単独の介入という
こともあり、効果は限定的と見ているようで、
私も日本単独の介入は効果薄と思っています。
過去、日本が為替介入を実施して、成功した例は
稀であり、特に今回は日本の単独介入ということもあり
米国がドル安政策を実施している中での介入は
結局、投機筋の円買いにより、押し戻されることに
なるのではないでしょうか。
それを見越してか、株式市場では相場は下落に
転じる動きとなっています。
昨日のNY株式市場は、10月シカゴ購買部協会指数が
予想を下回ったことや、米大手金融、MFグローバルが
連邦破産法11条適用申請が引き金となり、
急速に戻していた株価の利益確定売りに押された
ことが要因と考えています。
今後、マクロ環境、企業決算の動向をどう織り込んで
行くのかを見極めつつ、「押し目買い」スタンスは
継続していくべきと思っています。
いつまでも、売りが続くことはありません。
行き過ぎは、必ず修正されます。
決して慌てることなく、対処していくことが
望まれるでしょう。
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