目先、調整するのでは・・・
株式市場は、目先、調整の可能性が
高まってきたと思われます。
ますは、「騰落レシオ」をご覧ください。
(出所・ゴールデンチャート社)
「騰落レシオ」とは、市場全体の「売られすぎ、買われすぎ」を見る指標です。
上記のグラフは、25日の値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数で算出されます。
つまり、現在、150ポイントを超えており、この数年で最も高い数字に
なっているということは、投資家は、かなり警戒心を強めているという
ことが、伺えます。
もうひとつ、私がもっとも信頼する指標で、
「信用取引の評価損率」という指標があります。
(出所・ゴールデンチャート社)
これを見ると、かなり上に位置しているのが分かります。
この指標の見方は、さまざまな見方がありますので、
いろんなサイトで確認していただきたいのですが、
私の経験上、「マイナス5ポイント」という位置は、
かなり危険ゾーンに入っていると思っています。
ライブドアなど、ネット新興企業で大盛り上がり
だったときでも、「プラス3.13」でしたから、
今の水準は、かなり高い水準と考えたほうが良いでしょう。
信用取引の評価損率は、プラス領域にいくことは、
ほとんど、ありません。
強気相場でも、大体「マイナス3」までいくと
過去の経験から、そこから相場は崩れます。
今回は、「騰落レシオ」、「信用評価損率」ともに、
高い位置にあり、いつ、相場が崩れても
おかしくないと思ってよいでしょう。
本当に相場が強いときは、
一旦崩れても、押し目買いが入り
相場は再び、上昇してきます。
今週から、来週の相場の動きには
要注意だと思います。