スペイン国債の格下げ・・・
NY株式市場は、フィッチによる
スペイン格下げを嫌気し、
また、米経済指標が予想を下回ったことから、
大幅下落で終了しています。
ギリシャの次は、スペインか・・・
また、国内では、社民党が連立を離脱。
政局を巡る混乱も「売り」の材料にされるでしょう。
先日、「本格的に買う材料には乏しく、
10000円台を回復したあとは、
再び、安値を試す動きも想定しておきましょう。
テクニカル上のダブルボトムを形成すれば、
「底打ち完了」となるのではないでしょうか。」と
述べていましたが、今週の株式市場の動きには
敏感になりましょう。
本当の「買い場」が来る可能性があります。
市場が悪材料に鈍感になってきたときが
チャンスです。
市場参加者が「悪材料出尽し」という
コンセンサスに傾くようなら、「買い」に変わります。
信用取引の「買い残」は、依然、高水準にあるため、
この投げがどこで出てくるのかが、ポイント。
出来高面で急増するようなら、
投げが出てきたと判断できると思います。
下落局面での、出来高の推移には
要注意です。
物色対象としては、住友電工(5802)、大崎電気(6644)
フジクラ(5803)などの「スマートグリッド」関連に注目。