株価は下げ止まるのか??
本日の東京株式市場は、
為替市場が、ユーロ安、円高に
振れたことから、株式は、揉み合いながら
下値模索の展開となり、
年初来安値を更新する動きとなりました。
日経平均株価は、9378.23円の安値をつけ、
その後の反発力も弱いことから、
「セリング・クライマックス」という動きにはなっていません。
日経平均株価のチャートをご覧ください。
テクニカルの形状的には、
「ダブルボトム」を形成したように見えますが、
今後、上昇に転じるかどうかは、
非常に微妙です。
昨年、11月27日の「ドバイショック」時は、
ドスンと安値を叩き、同時に出来高が急増しています。
典型的な、「セリング・クライマックス」の形となりました。
しかしながら、今回は、出来高の急増は無く、
安値を叩いた後の、反発力も乏しいのが分かります。
今後の海外市場次第ということになると思いますが、
ダブルボトムが否定されることも、
十分、考えられるパターンです。
今後、海外株式市場、外国為替市場の
動向には、注意しておきましょう。