株式売り、円買いを基本戦略とする。


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【海外の株式・商品市況】


NYダウ : 10293.52 -148.89
ナスダック: 2261.8 -27.29
米10年債: 3.1660 -0.7700
CME225先物: 9940 -170

NY金:1239.9 +0.2
NY原油: 77.21 -0.61


 

【本日の重要指標】

17:30 :英中銀議事録(英)
23:00 :5月新築住宅販売(米)
27:15 :FOMC(米)

【本日のポイント】

東京株式市場は、方向感の乏しい動きに終始しました。
これは、予想通りの展開です。

欧州金融機関への懸念が、改めて意識され、
取引開始直後から利益確定売りが優勢となりました。

FX市場でも方向感の乏しい動きとなっています。

本日、米国では住宅指数の発表や、FOMCの開催が
控えており、本日も、方向感の乏しい展開が
続くものと思われます。

NY株式市場は大幅下落。

5月中古住宅販売件数の結果が予想を下回ったことや、
原油流出事故が、今後、泥沼化するリスクが台頭
してきたことで、エネルギーセクターが売られ
指数を押し下げました。

米10年債利回りも3.1%台まで低下してきており、
今後、米国経済が悪化する懸念が表面化する
リスクも高まってきているようです。

今夜、FOMCでの議長声明に関心が集まることに
なりますが、内容によっては、株式市場、外国為替市場
とも大きく価格が上下することになると思われます。

したがって、ポジション管理には十分、お気をつけください。

CME225先物は、9940円で取引を終了。

1万円を割り込んでいることから、本日の東京市場は
売り優勢で始まるでしょう。

また、FX市場では、クロス円で、円高に振れる
と思われます。

したがって、本日の戦略としては、
「株式売り、円買い」のポジションを
基本戦略として考えていきます。

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