トレンドラインを突破できるのか・・・??
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トレーダーとして、経済的自立を目指すための
実践的な講座を行なっています。
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【海外の株式・商品市況】
NYダウ : 10359.31 -7.41
ナスダック: 10359.31 -7.41
米10年債: 2.9800 -0.7200
CME225先物: 9625 -45
NY金:1208.1 +1.3
NY原油: 76.62 -0.42
【本日の重要指標】
21:30 :6月消費者物価指数(米)
21:30 :7月ミシガン大学消費者信頼感(米)
【本日のポイント】
米国経済に暗雲が立ち込めてきているようです。
7月のニューヨーク州製造業景況指数は市場予想を
大幅に下回りました。
また、米フィラデルフィア連銀が発表した
7月の製造業製造業指数も市場予想を下回りました。
米金融大手JPモルガン・チェースの4~6月期の決算は、
大幅に改善しましたが、逆に、材料出尽くしで
利食い売りを誘発している動きになっているようです。
英BPがメキシコ湾での原油流出漏れを止めたと発表し、
また、ゴールドマン・サックスへの民事訴訟について、
SECと和解に達したとの観測が浮上し、ダウ平均は、
急速の値を戻しています。
ただ、結局は小幅安で終了し、米国経済の減速懸念
は引き続き、相場の上値を抑えることになりそうです。
米10年債利回りは、再び、2%台まで低下し、
ドルは対円で大きく売り込まれました。
外国為替市場でも、円高に振れていることも、
株式市場にとって、ネガティブに働いているようです。
したがって、本日の東京株式市場も、上値の重い展開に
なるのではないでしょうか。
テクニカルでは、25日移動平均線を突破したものの、
4月高値からのトレンドラインは、突破できていません。
このトレンドラインを早期に突破できなければ、
相場は、下値圧力が増してくると考えられます。
今は、あまり無理をせず、銘柄選びの時間に当てるべきでしょう。
23日、欧州金融機関のストレステストが発表予定です。
したがって、23日前後の株価動向には注意が必要でしょう。