欧州金融機関は、日本と同じ道を辿るのか・・・


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【海外の株式・商品市況】


NYダウ : 10340.69 -107.24
ナスダック:2208.89 -24.86
米10年債:2.6090 -0.9700

CME225先物: 9095 -125

NY金:1249.2 -2.3
NY原油:74.09 -0.51



【本日の重要指標】


8:50 :7月機械受注統計(日)
14:00 :8月景気ウォッチャー調査(日)
17:30 7月鉱工業生産(英)
19:00 :7月鉱工業生産(独)
27:00 :地区連銀経済報告(米)


【本日のポイント】


昨日の東京株式市場は、軟調な展開に終始しました。


外国為替市場では、東京時間から円高方向に向かった
ことで、株式市場では利食い売りを誘発し、
売り先行でスタート。


その後も、上値を追う動きは見られませんでした。

株式市場が終了以降も、外国為替市場では、
円高に向かいました。


NY株式市場は、大幅に下落。

欧州の主要銀行に実施された「ストレス・テスト」で、
一部の銀行が、ソブリン債の保有高を過少申告していた
との報道から、銀行株が急落し、欧州不安が再燃した
ことで、株式市場は売り一色の展開となりました。

今回の、欧州金融機関の一件は、90年代後半に
起きた日本の不良債権問題と酷似しており、
今後、火種として残ることになるでしょう。


昨日、「株式市場は、まだ安心できる状態ではない」と
警告しましたが、やはり、その通りになってしまいました。

本日は、米国で地区連銀経済報告(ベージュブック)が
発表されます。


出てくる数字によっては、相場が大きく動くため、
本日の東京株式市場は、利食い売りが続くことに
なると思われます。

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