欧州投資家は、日本株に対して「弱気」の見方・・・
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【海外の株式・商品市況】
NYダウ : 11164.05 +31.49
ナスダック: 2490.85 +11.46
米10年債:2.5540 -0.0090
CME225先物: 9385 -45
NY金:1338.3 +13.9
NY原油:81.69 +1.13
【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】
売り 1440万株
買い 1320万株
差し引き 120万株の売り越し
【本日の重要指標】
17:30:3Q GDP(速報値)(英)
22:00:8月ケースシラー住宅価格(米)
23:00:10月消費者信頼感指数(米)
【本日のポイント】
昨日のNY株式は、11月3日に開催される、FOMCでの、
追加金融緩和策期待から、ダウ平均は買い優勢で終了。
問題は、その規模に関心が移っています。
外国為替市場での円相場は、15年半ぶりに、80円41銭までの
高値を付けています。
これは、先日も指摘したように、G20での通貨安競争回避の
共同声明によって、日本は円に対して「単独介入」を
行ないにくくなったため、それを見越して、投機筋、ヘッジファンド
が円買いに動いたということだと思われます。
先日、メリルリンチが出したレポートによれば、
欧州の投資家は、日本株に「弱気」スタンスであるとの
報告をしています。
多額の現金を保有している企業が、増資を行なうことにより、
「株主軽視」という姿勢に対して不信感が強いとのことです。
したがって、消去法的に、内需関連の「建設」、「不動産」に
注目しているとのことでした。
インデックスについては、11月半ばから徐々にではあるものの、
戻りを試す展開と予想しているようです。
これは、私が夏場から、ブログ、メルマガで指摘した
時期と一致しています。
ただ、円相場は、オーバーシュートで、一気に80円ラインを
割り込み79円台に入ってくることも考えておく必要があります。
あとは日本の企業努力により、円高に強い体質をどこまで作れるか
ということでしょう。
85年のプラザ合意以降、円高のショックを乗り越えた
日本企業の底力に期待したいものです。
したがって、今まで通り、目先の展開としては、
内需銘柄、小型材料株に照準を合わせます。
為替については、ドルの戻り売り、
225先物についても、戻り売りスタンスを考えます。