日銀の資産買い入れ、証券税制2年間延長が相場を支える


stock_graph_27117562【海外の株式・商品市況】


NYダウ : 11476.54 +47.98
ナスダック:2627.72 +2.81
米10年債利回り:3.473 +0.198

CME225先物:10335 +25

NY金:1403.6 +6.3
NY原油:88.28 -0.33


【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】

売り 1360万株
買い 2180万株

差し引き 820万株の買い越し

【本日の重要指標】

08:50 : 日銀短観(日)
22:30:11月消費者物価指数(米)
22:30:12月NY連銀製造業景気指数(米)

【本日のポイント】

日本株はしっかりの展開が続いています。
ただ、FOMC、そして本日の日銀短観の
結果待ちで全体的には上値の重い展開となりました。

しかしながら、小型材料株には継続して資金流入が
あり、物色の中心的存在になっています。

もうしばらくこの流れは続くのではないでしょうか・・・。

小型材料株物色が一巡すれば、主力大型株に
物色対象は移ってくると考えています。

本日においては、FOMC、日銀短観という
イベント通過となるため、ディーラー筋が動きやすく
なることから物色意欲が高まることも考えられます。

また、今回の法人税5%引き下げについても、
野村證券金融経済研究所の試算で、GDPを0.1%
押し上げると公表しており、これから徐々に効いて
くるものと思われ、証券優遇税制についても、2年間
延長が決定したことも、相場を支える要因となるでしょう。

本日から、日銀による上場投信と、REITの買い入れが
開始されます。

REITの動きには注目しておきます。

REITの上昇が継続するなら、不動産、マンションデベロッパー
にも物色の矛先が向かうものと思われます。

NY株式市場は、11月小売売上高の結果が予想より
強かったことや、FOMCでは、総額6000億ドルの
米国債購入に変更ないとのことで買い安心感が広がり
上昇で終了しました。

本日の日本株は、買い意欲が強まることを前提に
ポジションを取っていきます。

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(2010年12月10日現在  50勝9敗1分)
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