アイランド・リバーサルとなってしまうのか・・・
【海外の株式・商品市況】
前日日経平均終値:10510.68
IV:19.71
NYダウ : 11671.88 +34.43
ナスダック:2716.83 +9.03
米10年債利回り:3.340 +0.056
CME225先物:10555 +45
NY金:1384.0 +10.3
NY原油:91.11 +1.86
【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】
売り 1580万株
買い 1590万株
差し引き 10万株の買い越し
【本日の重要指標】
19:00:11月鉱工業生産(ユーロ)
28:00:地区連銀経済報告(米)
【本日のポイント】
日経平均株価は、米国株が反落したことで、
CME225先物が、10500円台を割り込んで
帰ってきたことから、寄り付きは軟調スタート。
しかし、下値では買い物が入り、予想通りの展開。
小型材料株は、そろそろ買い一巡の展開に
なりつつあるように思います。
一旦、売られる局面は、次の買い場に繋がると
考えるべき局面です。
したがって、この水準からは、新規の買いは
見送り、保有している銘柄の売り場探しになります。
騰落レシオは、再び騰勢を強め、152ポイントまで
上昇してきており、信用評価損益率もマイナス7%
前後まで上昇してきているため、目先、過熱感が
出てきています。
そして裁定買い残は、直近より減少してきており、
これらの数値を見る限りにおいては、そろそろ
一旦、利益確定売りが出てくる局面だと考えています。
NY株式市場は、欧州懸念後退や、好調な企業決算、
寒波により原油価格の高騰などが、指数を押し上げる
展開になっています。
原油価格上昇により、エネルギー関連株が買われ、
決算の上方修正期待で買い優勢の展開になっています。
13日、インテルの決算発表がありますが、
もしかすると、転換点になるかも知れません。
要注目です。
日経平均株価のテクニカル面では、1月6日からの
日足で、「アイランド」を形成しています。
この「アイランド」を上に抜ければ、相場は強いと
考えて良いでしょう。
ただ、「アイランド・リバーサル」が出現すれば、
利益確定売りが優勢の展開になる可能性が高まります。
今日、明日は日柄的に重要な日になりそうです。
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(2010年12月10日現在 50勝9敗1分)
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