ちょっと、趣向を変えて・・・


evening_42185964おはようございます。
今回は、いつもの堅苦しい話を少し変えて、
私の業界経験の話をさせていただきたいと思います。
私がこの世界に関わったのは、
昭和62年です。
この年は、ブラックマンデーという
NY株式市場が大暴落した日です。
当時、私は証券会社の営業マンをしていましたが

正直、なにが起こったのか、まったくわかりませんでした。
それから、2年後、日本の株式市場は、
日経平均株価が、38,957円という、
とんでもない値段をつけ、翌年から
バブル崩壊で、大暴落が始まるのです。
私は、この20年、バブルとバブル崩壊を
何度も経験してきました。
証券ディーラーとして、会社のお金を使って
売買していたときも大儲けしたときも
ありましたが、大損したこともありました。
当時所属していた証券会社では、
証券ディーラーは、決められたプレーヤーしか、
ポジションの持越しが許されていませんでした。
ですので、つまり、経験の浅いディーラーは、
「デイトレード」しか許されていませんでした。
ただ、証券会社の自己売買ですから、
手数料はかかりません。
当時は、ネット取引など存在しない時代でしたから、
一般のお客様は、今の10倍程度の手数料を
払っていた時代です。
今では、考えられないですね・・・。
次回は、「証券ディーラーの生活」に
ついて、お話させていただきます。