日銀短観は、+6


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【海外の株式・商品市況】

前日日経平均終値:9755.10
IV:29.42
NYダウ :12319.73 -30.88
ナスダック:2781.07 +4.28
米10年債利回り:3.474 0.039

CME225先物:9720 +10

NY金:1438.9 +15.1
NY原油:106.72 +2.45


【寄付き前外資系証券10社経由の注文状況】

売り 2200万株
買い 2900万株
差し引き 700万株の買い越し


【本日の重要指標】

08:50:1Q 日銀短観(日)
16:55:3月PMI製造業(独)
17:00:3月PMI製造業(ユーロ)
21:30:3月失業率(米)
23:00:3月ISM製造業景況指数(米)


【相場観測の材料】

・NY株式市場、小幅安
・為替は円安方向へ
・米国で雇用統計、ISM製造業盛況指数発表
・外国人投資家の買い越し基調一服
・ミネアポリス地区連銀総裁、利上げに関する発言
・騰落レシオ、下げ止まり
・東京市場、出来高減少
・日銀短観発表は、+6


【今日のポイント】

本日、米国では3月の雇用統計、
ISM製造業景況指数が発表予定と
なっており、状況を見極めたいとの
思惑から、全体的に揉み合い相場に
なるものと想定しています。

ただ先日発表された、ADP雇用統計が
好調だったこともあり、米国の景気回復の
足取りが強いとの観測もあり、先取りした
買いが広がることも考えられます。

米国の金融当局は、雇用の改善が見込まれる
場合、金融緩和の引き締め観測も働きやすく
外国為替市場では円売りの動きが加速する
かも知れません。

今回、日本を襲った震災について、
世界の注目度は高く、世界的に協調介入
へのスタンスは崩れていません。

そう考えると、しばらく円安基調に
変化は無いものと思われ、株式市場は
底堅く推移するのではないでしょうか。

アノマリーでも、4月は株高に向かいやすく
今回の株価急落で、戻り売り玉の整理が
進んでいることも、株式市場にとっては
プラス要因となります。

4月から本格的な決算発表を迎えることで、
上方修正期待の銘柄には買いが入ってくる
ことになりそうです。

特に、円安で恩恵を受ける銘柄には
要チェックとなります。

先物市場では、この2日間、値幅収縮パターン
となっており、上下どちらかにブレイクする
可能性が高まっています。

基本的には、ブレイクした方向に
ポジションを持つべきであると考えます。

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