外国人投資家の買い越しが続いていると言われているが・・・
東京証券取引所が13日発表した、主体別動向で、
海外投資家の買い越しが、９５年の２６週を上回り
過去最高に上るとの発表がありました。
現在の東京株式市場では、
外国人投資家が売買代金に占める割合は、
約60％に上っています。
したがって、それほど日本株を買っているなら、
本来ならば、株価が上昇するはずです。
しかし、株価に勢いはありません。
本当に、外国人は日本株を買っているのでしょうか・・・？
下のチャートをご覧ください。
これは、私が独自に付けている
外国人投資家の売買動向をある係数を
用いてグラフ化しているものです。
これを見ますと、震災が起きた瞬間は
確かに外国人投資家が一気に日本株を
買ったことが見て取れますが、
その後は、それほど大量に買っているかは、
疑問を持ちます。
私の個人的見解は、短期的には
ネガティブな見方をしており、すでに「空売り」を
行なっています。
報道されているニュースをそのまま鵜呑みに
すべきではないでしょう。
（2011年5月13日現在 65勝11敗1分）