IMFが米国経済に対し、二番底リスクを示唆・・・
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トレーダーとして、経済的自立を目指すための
実践的な講座を行なっています。
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【海外の株式・商品市況】
NYダウ : 10138.99 +120.71
ナスダック: 2175.4 +15.93
米10年債: 3.0200 +0.4000
CME225先物: 9610 +70
NY金: 1195.8 -2.8
NY原油: 75.44 +1.37
【本日の重要指標】
15:30 :6月消費者物価(独)
23:00 :5月卸売り在庫(米)
【本日のポイント】
NY株式市場の大幅上昇を受けた東京株式市場は
寄り付きから、値を飛ばしました。
為替市場(FX)も、円高トレンドが一旦終了したような
動きになっており、円安の支援もあり、株式市場は
堅調な動きになりました。
テクニカルでは、すぐ上に、25日移動平均線があり、
突破するのか、または、抵抗になるか見所です。
ただ、もし円高トレンドが一旦終了なら、
25日線を突破することになると思います。
投資家のマインドも回復傾向にあり、
しばらくは、上昇基調を強める動きを想定しています。
ただ、昨日、「国際通貨基金(IMF)は、
「米ドルは中期的にやや過大評価されている」との認識を示し、
「二番底のリスクが米国の住宅市場に見られ、商業用不動産の弱さが、
銀行のリスクになっている」との見方を示しています。
これから米国企業の決算発表が本格化しますが、
来期の見通しが厳しい状況になるようなら、
株価はそれを織り込みに行く可能性も否定できません。
今回の戻りでは、出来高が少ないのが気になっています。
昨日のNY株式市場は、大幅続伸。
ユーロ圏については、昨日、トリシェ総裁の記者会見が
行なわれ、その中で「直近のユーロ圏の経済は非常に良い」
とのコメントがあり、それを好感したようです。
23日には、欧州金融機関のストレステストの
内容が発表される予定。
このあたりの思惑も働いてきそうです。
引き続き、ユーロドルの動きには注意して見ておきます。