外国人投資家の買い集めの兆候が見られます・・・
【海外の市況】
前日日経平均終値：8615.65
ＩＶ：30.30
ＮＹダウ : 11010.9 -179.79
ナスダック：1151.06 -24.32
米１０年債利回り: 1.980 +0.009
ＣＭＥ２２５先物: 8560 -80
ＮＹ金：1616.3 -34.3
ＮＹ原油: 81.21 -3.24
【寄付き前外資系証券１０社経由の注文状況】
売り 1910万株
買い 1660万株
差し引き 250万株売り越し
【本日の重要指標】
18：00：９月消費者信頼感（ユーロ）
21：30：2Q GDP（米）
21：30：新規失業保険申請件数（米）
23：00：8月中古住宅販売成約（米）
【相場観測の材料】
・商品価格の急落
・リスクマネーの収縮
【今日のポイント】
ＮＹ株式市場は急反落し、連日、乱高下が
継続しています。
以前から指摘していたように、金をはじめとする
商品市況の下落からリスクマネーが収縮する
動きになっています。
金、銅、原油などの下落から株式市場では
素材関連株が下落し、指数の足を引っ張った
格好になっています。
米１０年債利回りは、1.980％と依然、2％台を
割り込んだままとなっており、保守的資産への
シフトは継続しています。
結局、ＮＹダウ平均は、１７９ドル安で終了。
東京株式市場では、海外の株安、商品安を
受け、下落から始まります。
ＣＭＥ２２５先物: 8560円と下値模索の展開に
なるでしょう。
ただ、東京市場に関していえば、下期の企業業績
を少しずつ織り込んできており、指数としては
かなり下値が硬くなってきているようにも
感じています。
この乱高下相場に付き合ってはいけませんが
今の相場の動きはしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
現在、東証２２５種のＰＢＲ（株価純資産倍率）は、
０．９６倍とプレミアムが剥がれた状態にあります。
過去の経験則では、このような状況は長くは続きません。
外国人投資家の売り基調は続いているものの
底流では、気付かれないように買い集めの
動きも見られます。
毎回しつこいと言われそうですが、
買いの準備をしっかりしておきましょう。
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