休み明けの、株式市場は上昇か?はたまた下落か?


people_shadow_63346425日本は大型連休の真っ只中ですが、
いかがお過ごしでしょうか。
昨日のNY株式市場は、株式市場、外国為替市場に
影響の大きい、ISM製造業景気指数が、予想を大幅に
上回り、景気減速懸念が後退し、買戻し優勢となり、
NYダウ平均は、4年ぶりの高値を付けています。
国内株式市場は、7日までお休みとなり、
週末の雇用統計次第では、大きく振れる可能性が
出てきたようです。
現在のマーケットは、市場参加者の気迷い気運が
高まり、いまひとつ方向感に欠け、資金は仕手性の
強い材料株に向かっています。
休み明けの東京市場もこの傾向は継続するでしょう。
我々の関心事は、休み明け以降のマーケットが
どのような動きなるかということだと思います。
今回は、このあたりについて触れてみたいと思います。
今回のISM製造業景気指数が大幅に改善したことから
買戻しが入りましたが、まだ米国の景気減速が
払拭されたわけではありません。
先日の日銀金融政策決定会合では、5兆円の追加緩和を
発表しましたが、予想の範囲内ということで、
買戻しは瞬間で終わりました。
ポイントは、週末に発表される、米雇用統計の内容に
かかってきたということですね。
出てくる数値が予想を超えて良い数字に
なるようであれば、向こう1ヶ月程度は
株式市場は買い優勢の展開が期待されるでしょう。
日経平均株価のチャートを見ると、75日線を
割り込んで終了しています。
週末のNY株式市場が、高値更新となれば、
一気に買戻しが進み、1万円程度までの
戻りを見せるかも知れません。
需給関係を見ると、騰落レシオは、70ポイント
まで下落しており、戻りは十分にあるでしょう。
信用取引評価損益率も、現時点でマイナス10ポイント
辺りに位置しており、需給関係で見ると、まだのりしろが
残されていると考えられます。
しかしながらこの時期の“高値更新”は非常に危険であり、
「買い」で勝負できるのは、長くても7月あたりまでと
考えておくべきでしょう。
雇用統計を含め、今後、マクロ経済指標の数字によっては
もっと早く、下落トレンド入りする可能性も否定できません。
では、どのような“売買戦略”で
臨めばいいのでしょうか・・・??
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